大阪・住吉大社の近く、3代続く米屋の長女として生を受け、小さな頃から店先で商売を見て育った根っからの商売人。

会計事務所に勤務して20年。駆け出しの頃、担当先の会社の資金繰りが悪化、倒産という経験をし、税金の計算をしているだけでは経営者の本当の役に立たないことを痛感した。

顧問先の業績アップそのものに貢献したいと考え始めた矢先、傾きかけた大手美容室の再生に携わる機会に直面し、成功。数年後には、新たな店舗を開業するほど業績も伸び、経営者と一緒に感動を味わえたことは誇りとなっている。

その後、独立し、順調に顧問先が増えるも、比較的大手企業のサポートが主となり、「経営者と共に成長したい」という元々の思いから遠ざかってしまい、消化不良を感じた。

そんな折り、開業したばかりの1件の美容室から声が掛かる。多店舗展開、「将来アメリカで勝負したい」という経営者の前向きな言葉に心を動かされ顧問契約。毎年1店舗ずつ開業し、いずれの店もわずか3～4席で平均月商400万円を稼ぎ、経営者の夢が実現していく喜びを今も味わっている。

開業から４年で年商は3,500万円から1億6,000万円に。現在、5店舗目の出店準備に多忙な経営者は、「税理士なのに相談することは税務以外のことがほとんどですね。もっとも、税務に関しては任せっきりですが」と話す。

誰もが美を求める今の時代こそ、美容室経営は新たなチャンスを迎えている。創意と工夫をもってすれば、必ず顧客から支持される、付加価値の高い美容室経営が実現するという確信がある。

美容室経営のサポートを通じ、私の顧問先、顧問先のスタッフ、顧問先の顧客、みんなが笑顔あふれるハッピーな集団になり、このハッピーを日本中に広がらせたいと強く思い、新たな出会いにワクワクし頑張る日々である。